岐阜に帰っています

締め切りをいろいろと抱えながらも、連休は岐阜に帰省しています。私ひとりのときは実家に泊まりますが、今日のようにふたりのときは都ホテルが定宿。山頂に岐阜城がそびえる金華山と長良川という眺めが窓いっぱいに広がる快適な部屋で、川を渡れば川原町の古い街並の散策もできる、岐阜のよきエッセンスが詰まった地域なのです。
岐阜に着くとすぐにランチに向かうのが、川原町の泉屋さん。長良川上流の天然鮎づくしがいただけるお店です。落ち着いた外観に比べて、インテリアがログハウスのようなカジュアルさではありますが、塩焼きが絶品です。

岐阜駅から向かう際に、今回初めて岐阜バスのICカード、「アユカ」を購入しました。実はこのアユカは私が2006年にデザインしたもので、クライアントの要望により裏面に私の名前がクレジットされています。そのため、岐阜の友人からの年賀状では「名前見ました。すごい!」とか「子どもが持っているので、自慢しています」など、地元の仕事でしかありえない貴重なリアクションが得られました。

ネーミング案がいくつかあった中から、岐阜らしさと親しみやすさのある「ayuca」を選び、バスという公共交通機関を使うことで長良川の清流に代表される美しい自然を守れたら、というコンセプトでデザインしました。定期券として使用されることも多いため、文字情報がかかっても邪魔にならない位置に鮎のファミリーを配しています。

今夜は飛騨牛の「花ざくろ」。こちらも毎回訪れる岐阜の定番のお店です。それを楽しみに、もう少し原稿書きをしようと思います。