広島ADC年鑑が届きました

3月に審査委員をさせていただいた、広島アートディレクターズクラブ(広島ADC)の年鑑が届きました。地域のADCは富山が第一号で、その影響を受けて札幌が続き、また連鎖して新潟、広島と次々に誕生していきました。
これまで、どの審査会にも呼んでいただきましたが、すべて公開審査なので、出品者たちの視線を痛いほど感じながら、彼らの目の前で投票していくことになります。作品の良さを見抜けるのか、審査委員も出品者たちにきびしく審査されるわけです。
この広島の審査会は、東京からの4名の審査委員の個性にかなりの幅があり、最後までことごとく意見が分かれました。グランプリ候補も一転、二転し、候補に挙がった出品者はハラハラドキドキのジェットコースター状態だったようです。


年鑑のはじめの方には、私たちの審査評がアップの顔写真とともにのっているのですが、私を除く男性3名には共通点がありました。全員が坊主頭ということです。

グランプリの納島正弘さんの作品ページで、受賞作は「ヒロシマ・ナガサキ議定書」の絵本のプロモーションポスターです。世界でも稀有な過去を持つ広島ならではの力作であり、PEACEを題材にした作品が多い中でも抜きん出ていました。
年鑑のブックデザインも彼が担当。ますますおもしろくなっていきそうな広島のデザインの今が、ぎゅっと詰まった一冊です。
2010年11月6日