審査会から審査会へ、の師走

今年のJAGDA年鑑の二日間にわたる審査会が終わりました。先週の一日で担当カテゴリーの入選作品を選び、今週は新人賞とJAGDA賞の選出です。近年の不況にも関わらず年鑑の応募点数が増えている一因に、新人賞を目指す若手の活発な応募があり、その中から選りすぐられた候補者たちを3名に絞り込むのは容易なことではありません。リリースされるまではここで具体的な結果を書くわけにいきませんが、ハラハラするような逆転劇を経て今年の3名が決まりました。
私自身も13年前に念願だったこの賞をいただきましたが、ここがいつも自分の原点という気がします。現状に安住せずに、あの頃のハングリーな向上心を思い出さなくてはいけませんね。折しも2011年を迎えるわけですし。

翌日は、大阪でのエコプロダクツデザインコンペ審査会へと向かいました。気持ちのよい蒼天に映える師走の富士山。電線が新幹線からのショットであることを物語っています。

京都に近づく頃、車窓には大きな虹が。虹を見ると応援されているような気がするのは私だけではないでしょう。

品川駅エキュートの「てとて」で買っておいた鯛飯のお弁当を、新大阪に着く前にいただきました。鮭の切り身が厚いところがお気に入り。

前日のグラフィックの審査から頭を切り替えて、今度は一般公募のエコプロダクツです。これが果たしてエコなのか、というものも多く、今後の課題が多いコンペでした。でも、これで今年の審査のお仕事はすべて終了。来年は審査される側としてもがんばろうと思います。