ennのプレートでディナー

下村浩司シェフの二ツ星レストラン、エディション・コウジ シモムラで週末のディナーを楽しみました。顔ぶれは、ennのプロデューサーであるキッチンプランニング代表の明道章一さん、ennの鎚起銅器の制作を担当する玉川堂当主の玉川基行さん、明道さんがマネージメントしているビューティーレシピストの松見早枝子さん。松見さんが下村シェフにennの鎚起プレートを紹介してくださり、ご購入いただいたということから、みんなでプレートの置かれた様子を見ながら美味しい食事を、という話になったのです。
席に案内されると、シルバーと深い紫金色の2色のプレートが、4名分セットされていました。一枚の銅板を手で打ってつくる鎚起銅器ならではの質感とよそにはない色味を持つプレートが、テーブルの上で放つ存在感。モノの本来あるべき姿と思えるたたずまいを見られるのはデザイナー冥利につきますね。
下村シェフは備品をすべてご自身でじっくりと選んだもので揃えておられ、このプレートも大変お気に召していました。今回はサービングプレートとしてのみの使用でしたが、これから使い方を考えていかれるようで楽しみです。

三陸産の牡蠣に岩海苔を合わせた、印象的な一品で始まったディナー。お料理ごとに合わせて出されるワインも素晴らしく的確なコーディネイトでした。