裏地桂子さんと「ア・ニュ」へ

私がデザイン面のサポートをさせていただいているフレンチレストラン、「ア・ニュ」。今月の27日には開店一周年を迎えますが、予約のとれない店として知名度を上げつつあります。
先日は、裏地桂子さんとディナーをご一緒しました。目利きである上に、質の高いお店に通い慣れている裏地さん。お連れするのはさすがに緊張しましたが、「うん、美味しい!」の最初の一声に、自分が店のスタッフであるかのようにホッ・・・。
一つの素材を同時に二種類の調理法で味わえる「コンパレゾン」のコースに、一皿ごとのワインのマリアージュ。ア・ニュらしさが最も味わえるお奨めの組み立てで食事は進み、素材の本質が抽出されているようなスープ類には、身体の奥深くにすうっとしみ込んでいく滋味が感じられました。

明日の24日は、お客さまをお招きして一周年記念のパーティーが開催されます。おもてなしの初心にかえり、ア・ニュという言葉が意味する「ありのまま」について、スタッフ全員が再び向き合う機会になることでしょう。私も、外からの客観的な目線を忘れることなく、コミュニケーションデザインのご提案をしていきたいと思います。